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龍夫[ta2o]
どらぶろ管理人&料理人&社長&おっさん
新管理人の龍夫です。
美容師を妻に持つ40代で子育てに奮闘するおっさんです。

社畜サラリーマン生活でしたが、退職金がゴミのような会社で一生を捧げるような会社ではなかった為、脱サラして料理の道へ。

社畜より過酷な1日15時間以上の修行を5年以上して独立。

お店はコロナ期も赤字無しだったが、
収入が減ったのは確かだったので、資金が尽きる前に主に株式(当時は再エネ関係に全振り)&FXを学び出た利益で社会福祉事業をメインにした法人を設立。

探求心旺盛なので、まずやってみるタイプの人間です。

このサイトは今までのカテゴリー記事は守りつつ、体験談や知っ得系の情報を配信していきます。
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【保存版】4〜5年前の備蓄米が劇的に美味しくなる!?驚きの復活術と絶品レシピ集

目次

備蓄米の重要性とその悩み


令和の米騒動で米の値上がりがようやくひと段落の兆しが見えてきました。
その救世主となるのが備蓄米。市場に出てくるのは4~5年ほどたった古米。5キロで2000円台という現在の状況からしたら激安のお米。

しかし気になるのは「古いお米、美味しく食べられるの?」という点ではないでしょうか。特に数年前に購入した玄米の備蓄米は、独特の匂いや食感の変化が気になるかもしれません。


「せっかくの備蓄米、美味しく食べたい!」「家族みんなで、美味しいご飯を食べたい!」
そんなあなたの悩みを解決すべく、この記事では約4〜5年前の玄米の備蓄米を驚くほど美味しく復活させるための秘訣と、飽きずに楽しめる絶品レシピを徹底解説します。この記事を読めば備蓄米が「日常でも食べたい美味しいお米」へと大変身すること間違いなしです!
なぜ備蓄米は美味しくなくなるのか?玄米ならではの特性と劣化の原因
まず、備蓄米が時間が経つと美味しくなくなる理由を理解しておきましょう。特に玄米の場合、その特性ゆえに変化が顕著に現れます。

新米と古米の違い

  1. 酸化による劣化
    玄米は、白米とは異なり、ぬか層と胚芽が残っています。このぬか層には脂質が含まれており、空気に触れることで酸化が進みます。酸化が進むと、独特の古米臭(油が酸化したような匂い)が発生し、食味も低下します。精米された白米よりも玄米の方が酸化しやすいのはこのためです。
  2. 水分量の変化
    お米は乾燥することで水分が失われます。新米に比べて古米は水分量が少なく、パサつきやすくなります。また、乾燥が進むと、お米自体の粘り気も失われ、炊き上がりが硬くなりがちです。
  3. デンプンの老化
    お米の主成分であるデンプンは、時間が経つと老化(アミロース化)と呼ばれる現象を起こします。これにより、炊き上がりが硬くなり、粘り気が失われ、再加熱しても新米のようなもっちり感が戻りにくくなります。
  4. 害虫の発生やカビのリスク
    適切な保存環境でない場合、害虫(コクゾウムシなど)が発生したり、湿気によってカビが生えたりするリスクも高まります。これらは食味を損なうだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性がありますが、国で管理していたお米なので今回このリスクは多分低いでしょう。

備蓄玄米を劇的に美味しく!驚きの復活術5選

ここからが本題です。約4〜5年前の玄米の備蓄米を美味しく食べるための具体的な方法を5つご紹介します。これらの方法を組み合わせることで、驚くほど食味が向上します。

究極の「浸水時間」と「水加減」を見直す
古い玄米を美味しく炊くには、新米とは異なる水加減と浸水時間が重要です。

  • 水加減: 新米玄米よりも1.2~1.5倍程度の水加減が目安です。お米の種類や状態によって微調整が必要です。
  • 浸水時間: 最低でも12時間以上、できれば24時間~48時間の浸水が理想です。乾燥したお米にしっかりと水分を吸わせることで、パサつきが解消され、ふっくらと炊き上がります。夏場は冷蔵庫で浸水させると、水が傷むのを防げます。

「ぬか臭さ」を軽減する徹底的な洗い方
古い玄米の最大の悩みの一つが「ぬか臭さ」です。これを軽減するためには、丁寧な洗い方が欠かせません。

  • 軽く洗う: 最初はホコリやゴミを取り除く程度に軽く洗います。
  • 念入りに研ぐ: 水を換えながら、少し強めに研ぎます。玄米は白米のように力を入れてゴシゴシ研ぐと傷がつきやすいですが、古い玄米の場合は表面の酸化したぬか層を洗い流すイメージで、少し念入りに研ぐのがポイントです。ただし、米粒を傷つけないよう注意してください。
  • 複数回のすすぎ: 濁った水が出なくなるまで、何度も水を換えながらすすぎます。水が透明になるまで行うことで、ぬか臭さが大幅に軽減されます。

「魔法の食材」をプラス!古米臭を消し、風味をアップさせる
ただ炊くだけでなく、炊飯時にひと工夫加えることで、古米臭を抑え、風味を格段にアップさせることができます。

  • 日本酒(またはみりん): 大さじ1~2杯程度加えることで、お米の匂いを吸着し、ふっくらとした炊き上がりになります。アルコール分は炊飯中に飛ぶので、お子様でも安心して食べられます。
  • 重曹: ひとつまみ(小さじ1/4程度)加えると、アルカリ性の作用でデンプンの老化を抑制し、お米が柔らかく炊き上がります。入れすぎると苦味が出るので注意が必要です。
  • 酢: 小さじ1/2程度加えると、古米臭を抑え、ツヤと粘り気を与えます。炊飯時に酸味はほとんど残りません。
  • 備長炭や竹炭: 炊飯器に入れることで、お米の匂いを吸着し、ミネラル分を補給する効果も期待できます。
  • 「超おススメ」出し昆布を入れて炊くとものすごく美味しく仕上がります。

高圧で炊く!圧力鍋や玄米モードの炊飯器を活用
古い玄米は、通常の炊飯器では硬くパサつきがちです。高圧で炊飯することで、お米の芯まで火が通り、ふっくらもちもちに仕上がります。

  • 圧力鍋: 最もおすすめの調理器具です。短時間で高温高圧にすることで、玄米の硬さを解消し、甘みを引き出します。圧力鍋の種類にもよりますが、加圧時間15~20分、蒸らし時間15~20分が目安です。
  • 玄米モード付き炊飯器: 玄米を美味しく炊くための専用モードがある炊飯器であれば、浸水から炊飯まで自動で行ってくれるため便利です。
  • 土鍋: 圧力鍋ほどではありませんが、保温性が高く、お米の甘みを引き出しやすいです。じっくりと時間をかけて炊くのがポイントです。
  • ↓は自分でも使ってるものなのですが、ずいぶんと安くなりました!買った時は3~4万くらいだったと思ったんですが。

「リフレッシュ精米」で新米気分を味わう
もしご家庭に精米機があるなら、備蓄玄米を炊飯前に精米するのが最も効果的な方法です。数年経った玄米でも、精米することで表面の酸化した部分が取り除かれ、まるで新米のような風味と食感を取り戻すことができます。

  • 玄米のまま保存し、食べる直前に精米するのが、お米を美味しく保つための究極の方法です。
  • 精米度は、お好みで七分づきや五分づきにしても良いでしょう。白米に近づくほど食べやすくなります。
  • ↓は良かったので母にも送った家用精米機。コイン精米機でやるのもいいのですがマンションに住んでたりエレベーターが無いとか色々と大変なのであると便利です。

飽きずに楽しめる!備蓄玄米の絶品アレンジレシピ集


せっかく美味しく炊き上がった備蓄玄米も、毎日同じ食べ方では飽きてしまいますよね。ここでは、美味しくなった備蓄玄米をさらに美味しく、飽きずに楽しめるアレンジレシピをご紹介します。

  1. 香ばしさ際立つ!絶品「備蓄米チャーハン」
    パサつきがちな古いお米でも、油で炒めるチャーハンならパラパラに仕上がり、香ばしさが食欲をそそります。
    材料:
  • 炊いた米:茶碗2杯分
  • 卵:2個
  • 豚バラ肉(またはハム、ソーセージ):50g
  • 長ネギ:1/4本
  • サラダ油:大さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • ごま油:小さじ1
  • 塩コショウ:少々
    作り方:
  • 豚肉、長ネギはみじん切りにする。卵は溶いておく。
  • フライパンにサラダ油を熱し、溶き卵を流し入れて半熟状になったら一度取り出す。
  • 同じフライパンに豚肉を入れ、カリカリになるまで炒める。長ネギも加えて炒める。
  • 玄米を加えて、ごはんをほぐしながら炒める。卵を戻し入れ、全体を混ぜ合わせる。
  • 醤油、ごま油、塩コショウで味を調えたら完成。
  1. 野菜たっぷり!ヘルシー「玄米リゾット」
    玄米の栄養価を丸ごと摂取できるリゾットは、体も温まる優しい一品。
    材料:
  • 炊いた玄米:茶碗1杯分
  • 玉ねぎ:1/4個
  • マッシュルーム:3個
  • ベーコン(または鶏肉):50g
  • 水:200ml
  • コンソメキューブ:1個
  • 牛乳:100ml
  • 粉チーズ:大さじ2
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 塩コショウ:少々
  • パセリ(みじん切り):お好みで
    作り方:
  • 玉ねぎ、マッシュルーム、ベーコンは細かく切る。
  • 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、ベーコン、マッシュルームを炒める。
  • 玄米を加えて軽く炒め、水とコンソメキューブを加えて煮立たせる。
  • 沸騰したら弱火にし、牛乳を少しずつ加えながら煮詰める。玄米が柔らかくなったら、粉チーズを加えて混ぜる。
  • 塩コショウで味を調え、器に盛り付け、パセリを散らす。
  1. デザートにも!意外な美味しさ「おはぎ」
    材料:
  • 炊いた米:茶碗1杯分
  • あんこ(市販品):適量
  • きな粉:適量
  • 砂糖:少々
  • 塩:ひとつまみ
    作り方:
  • 炊いた米は少し潰しながら丸める。
  • 丸めた米をあんこで包む。
  • きな粉と砂糖、塩を混ぜ合わせたものをまぶして完成。


備蓄米の賢い保存方法:未来の美味しいご飯のために
最後に、これから備蓄米を保存する際に役立つ、より美味しく長持ちさせるための保存方法をご紹介します。

保存の基本

  1. 低温・低湿・暗所での保存が基本
    お米は高温・多湿・直射日光を嫌います。これらを避けることで、酸化やカビの発生を抑え、劣化を遅らせることができます。
  • 冷蔵庫の野菜室は、お米の保存に最適な場所です。温度変化が少なく、湿度も適度に保たれます。
  • 冷暗所(床下収納など)も良いですが、温度や湿度が安定しているか確認しましょう。
  1. 密閉容器に入れる
    お米は空気に触れることで酸化が進みます。密閉性の高い容器(タッパー、ペットボトルなど)に入れて保存しましょう。袋のまま保存する場合は、しっかりと空気を抜いて口を閉じ、さらに保存袋に入れるなど二重にすることで、より効果的です。
  2. 小分けにして保存する
    一度に大量のお米を開封すると、空気に触れる機会が増え、劣化が進みやすくなります。数回で使い切れる量に小分けにして保存することをおすすめします。
  3. 脱酸素剤の活用
    お米と一緒に脱酸素剤を密閉容器に入れることで、容器内の酸素を取り除き、酸化を大幅に抑制できます。これにより、お米の鮮度をより長く保つことができます。
    まとめ:備蓄玄米を「美味しく食べる」は「安心」に繋がる
    この記事では、約4~5年前の玄米の備蓄米を美味しく食べるための具体的な方法と、飽きずに楽しめるアレンジレシピ、そして賢い保存方法をご紹介しました。

まとめ


「古いから」「備蓄だから」と諦める必要はありません。適切な処理と工夫を施すことで、あなたの備蓄玄米は驚くほど美味しく生まれ変わります。
大切なのは、「もしも」の時に「美味しいご飯」があるという安心感です。 ぜひこの記事でご紹介した方法を試して、あなたの備蓄米を最大限に活用し、家計にダメージを与えることの無いように過ごせるように備えてください。


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